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【海外の反応】中国高速鉄道計画を世界へ拡張しようとする深慮遠謀な外交戦術とは?北京台北高速鉄道を目論む中国! [海外の反応 中国編]

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高速鉄道計画を世界へ拡張しようとする中国が全人代で発表した計画案で、北京―台北間の建設を載せていた。
これに対する海外の反応は?「まずは統一だ」「どうして北京から月への高速鉄道を建設しないのだ?」というものなど、多数のコメントが寄せられた。

多数の中国メディアが、第13次5カ年計画案中の中長期高速鉄道から、
特に「北京から台北にいたる高速鉄道建設」を取り上げ、表題として報道している。
海外の反応も見てみましょう。


まずは統一だ.jpg


例えば、その中の1つ《中国経営報》の報道は以下である。

第12次5カ年期間(2011年-2015年)で、中国の新線は3.05万kmに、
固定資産投資は3.58万億元と歴史上最も多くの投資がなされ、新線が造られた。
高速鉄道は1.9万kmと世界一位となった。

今回発表された第13次5カ年計画案(2016年-2020年)の“中長期高速鉄道網模式図(2030年)”によれば、
海口(中国最南端海南省の省都)と台北を結ぶ鉄道路の新設により、
中国大陸と台湾、海南島との間に継ぎ目のない環が実現する。
大陸と台湾が直接つながることで、両岸の意思・文化を迅速に疎通させることが出来ると伝えている。

なお、模式図では、福州から台北への海を跨いだ高速は赤い点線で示され、研究高速路と注釈されている。
また、高速路として、北京から香港(台北)と表示されている。

日本の反応と海外の反応を比べて見ましょう。

【中国の反応】

・笑い話だ。まったく台湾は君らの家か?

・台湾が同意するなんて不可能だろうと思う。

・まずは統一だ。

・海底トンネル、まず武力統一後、鉄道を通すか、統一しながら建設するか。


さらに、台湾の中央社の5日の報道にも、中国大陸網友(ネットユーザー)のコメントとして、
「妄想」、「台湾人は同意しているのか?」また、「中国から米国までの橋を建設すれば、商業貿易を促進すると思うよ」、
「どうして北京から月への高速鉄道を建設しないのだ?」などからかっている中国ユーザーもいます。
しかし、大陸の網友はこれが大陸の統一に対する暗示であることが良く分かっています。

中国政府が全国人民代表大会(全人代)で発表した第13次5カ年計画案中にくせ球を投げたと思われます。
これに対し、中国メディアも台湾メディアも敏感に反応しています。
あるメディアには700件以上のコメントが集まっており、網友の関心も高いようです。

先の総統選挙で示された台湾の人々の考えから、すれば、大陸と直接つながるなど、
恐ろしくて、決して同意することはないと思われます。
ただ、台湾独立に対しては、中国の網友もかなり、過敏に反応し、
理解を示すものはほとんど見当たりません(当局にコントロールされている可能性もありますが)。

2006年にも、中国はしたたかな外交戦略を取りました。
民進党陳水扁政権のときに、パンダを台湾に寄贈する提案をしたことがあります。
絶滅種のパンダを、台湾に贈るには、絶滅の恐れがある動植物の輸出入を規制する
「ワシントン条約」の規定に従う必要があります。

即ちパンダの移動には輸出国と受け入れ国双方の証明が必要なので、
台湾を国と認めれば、証明が必要であり、中国の主張するように、
中国と台湾は「一つの中国」との建前に立てば、台湾へのパンダ寄贈はまさに「国内移動」だから
「ワシントン条約」など関係ないという論法でした。
まさに深慮遠謀な外交戦術です。

今回も、中長期高速鉄道網計画にさりげなく、
北京台北高速鉄道を入れ込んで、アドバルーンをあげたものと思われます。

YouTube動画はこちら↓



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